藝苑千禧

art garden millennium

『新年快遞』(New Year Express)

今年のお正月に公開された25分の短編映画です。

2022年 中国映画 監督:徐磊(レイ・シュー)
主演:蒋奇明(ジャン・チーミン)、李現(リー・シエン)、楊冪(ヤン・ミー)、
張大仙(チャン・ダーシェン)、易烊千璽(イー・ヤンチェンシー)他

騰訊(テンセント)とのタイアップ作品で、同社が手掛ける大ヒットネットゲームの『王者栄耀』のアンバサダーを務めてる面々が出演しています。
位置づけは、「ちょっと長めで手の込んだシネアド」みたいなものなのかな?

 

画像左から李現、易烊千璽、楊冪、張大仙。みんな『王者栄耀』のアンバサダー。張大仙はアンカーを務めてるそうです。

今年の春節って千璽は2作品に出ていて快挙だって話だったけど、これ入れたら3作品じゃないですか。めちゃくちゃ快挙!ってことになりますが、なんでこの作品は話題に上がってないのだ?やっぱこれ、映画じゃないのかな。でも区分は「電影」なのよね。うーん。よくわかんない。

 

アメリカの映画によくありそうな、コメディ風味のイイ感じのロードムービーです。


晦日。仕事納めの宅配会社。ふと見ると、なんと未配達の荷物が一個残ってる!従業員・馬光(蒋奇明)が連れてきてるワンちゃんの陰に隠れていて、見落としていたのです。
これを年内に届けなければ!なのですが、配達途中にアクシデントが発生。配達車がおしゃかになってしまい、どうしよう!誰か助けてーーって時に思いついたのが、ネトゲ友達。
実際に会ったこともない彼らが、連係プレイで馬光を助けてくれる。救助車、オフロード車、掘削機、電動バイクを駆使する仲間たちの協力で、どうにか年内に荷物を届けることができました!めでたし!

…というお話。

主役はこのヒト。

蒋奇明(ジャン・チーミン)。ちょっとアンジャッシュの渡部が入ってる。彼だけは『王者栄耀』関係ない配役みたいです。

千璽の登場の仕方が面白かった。馬光のゲーム友達のハンドルネームが「易烊千璽」なんですよ。会ってみたらコイツ↓だった。

で、(似てねぇし!ってことで)大爆笑!

…というところに登場するのがこのヒト↓。店の店員。ネギ運んでます。

ポカーンとする馬光。
「あんたこそ易烊千璽ってハンドルネームを名乗るべきだよ」と言うと、千璽は「そりゃ無理だよ。店長の名前取るわけいかないもん」と返すというね。
千璽が運転するのはトコトコと激ノロで走るポンコツ電動バイクでありました。最後には人間がバイクを押す羽目に。

 

あれ?もしかして涙を流さない千璽を初めて見たかも!
わりと新鮮な驚きです。思えばどの作品でも千璽は泣いておりましたからねぇ…
「泣きの千璽」は実に含蓄があるのでみんな欲しているのだろうけど、コメディだってイケるよ!ってとこでしょうか。べつにどうってことない演技ですが、可愛いです。

 

無事に配達を終えて、タクシーで家路を辿る道すがら、馬光は自分を助けてくれた仲間たちが働く姿や、街の人たちが大晦日の夜にも仕事をしている姿を目にします。
夜遅くまで働いているのは自分だけじゃない、みんな頑張ってる。人知れずこうして一生懸命働いているんだ。みんな英雄だ!…という締め。

実にわかりやすいこういったまとめ方も、見慣れた風景ではありますが、なんだか素直に心温まる思いがしました。

 

ちなみにこちら『王者栄耀』アンバサダーの皆様のコスプレ。
左から、李現(リー・シエン)、楊冪(ヤン・ミー)、宋茜(ソン・チェン/ビクトリア)

 

千璽三態。

雰囲気イイですねぇ!
…っても、私はこういうゲームやらないので詳しいこと何もわからないのですが。

本編、Youtubeで見られます。


www.youtube.com