藝苑千禧

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『熱血同行』途中経過(29話まで)

中国ドラマ『熱血同行』見始めましたので、中途覚え書きです。

このドラマ、見る前の腰の重さがなかなかでしてね…。とにかく長い…58話もあるんですよ。
易烊千璽が出演してるので、そりゃもちろん見るのは決定事項なんですが、あまりにも大部なので、なんとな~く先延ばしにしていました。(未見の作品を一つ残しとく、というのも食料備蓄みたいで安心だってのもあって…って意味不明ですが)
ちらっと見たところカメラ目線でキメッキメの黄子韜(ファン・ズータオ)とその仲間たち(千璽含む)…みたいな雰囲気。

原作はこんな感じの↓漫画。

 

『艷勢番(yan4 shi4 fan1)』(韓露・作)
あー、これはわりと苦手そうなやつ…。荒唐無稽っぽいし。ハマれないだろうなぁ…という先入観を抱いてしまい、イマイチ食指が動かなかったのです。
見始めたらやっぱり「うーん…」という感じ。千璽、全然喋んないし(そういうキャラ)。
でもセットや衣装が好みの時代(清朝末期)の意匠で凄くステキなのです。ずっと見てても飽きない美しさ。そこはポイントが高い。何よりもとにかく千璽を見たいので、とりあえず話に乗っていけないまま辛抱して見ていたら次第に面白くなってきて、10話を越えるあたりから続きが楽しみになりました。20話を越えるあたりから次どうなるの?早く見たい!と感じ、29話に至るころには登場キャラがそれぞれ愛おしく、彼らの人生を見届けたい!と願うようになっていました。
「どうせつまんないだろう」という予想は嬉しくも覆りました!
今ちょうど半分くらい見たところですが、面白いです!これは本腰入れて見なくては、と思い直しました(←スロースターター)。何せ最初の方ほぼほぼ流し見でしたからねぇ。

ストーリーは「艷勢番」という、清朝末期の朝廷直属の侍衛組織(架空の組織?)のメンバーが中心でまわってゆきます。

これ以降、ネタバレありですご注意ください!


メンバーはこちらの7人↓

艷勢番がこの形に収まるまで、先代との抗争やメンバー間のあれこれなどすったもんだがありました。組織が固まってゆく中で、各地の青幇(チンパン。ヤクザですね)や、イギリスの鉄道会社絡みの揉め事など、様々な案件にぶち当たり乗り越えてゆきます。そこに、メンバー各人の親絡みの愛憎劇があったり、ラブがあったり、仲間との絆があったり…といった感じ。清朝末期の揺れる帝国、厳しくなる外圧、革命思想の広まりといった激動の時代に、「帝国の番人」である彼らが進む道はいずこへと続くのか…といった話(29話までの状況)。

*****

登場人物紹介。

崇利明(チョン・リーミン)/ジェームズ@黄子韜(ファン・ズータオ)

このドラマの主人公です。貴族出身で「貝勒(ベイレ)」の爵位を持ってるお坊ちゃま。英国と日本への留学経験もあり、頭はいいし、武術も長けてるし、行動力、包容力、洞察力軒並み揃っていて、家柄がよくて金持ちでイケメンでお洒落でモテモテ!という豪華五段重みたいなヒトです。全編にわたってファン垂涎のキメ顔ショット連発&人格者たる器の大きな男気を発揮しまくりで、「さすが漫画だ」という感じ。最初は「なんじゃこれ?」ですが、次第に歌舞伎の見得を楽しむように「カッコいいズータオ」はなくてはならないものとなるから不思議。ズータオの存在自体が、このドラマの大前提なのです!

 

阿易/易新天(アイー/イー・シンティエン)@易烊千璽(イー・ヤンチェンシー)

復讐のため艷勢番に乗り込んできたが、崇利明との出会いで逆に艷勢番のメンバーとなった。幼い頃「馬賊村事件」で母をさらわれ孤児となる(北京に来たのは母を探すため)。事件の首謀者は先代艷勢番にいた実の父(楊明)。その時、父を刺したが、それがもとで父は記憶喪失になる。数年後別の場所で出会い、互いの出自を知らずに仲良しに←今ここ。

無口で猪突猛進型。食いしん坊で、人一倍食べるシーンが多い。

初めての「糖葫芦(タンフールー)」(サンザシ飴)を恐る恐る口にして…

「美味い!」の顔。

食いしん坊あるあるで料理も好き。

パンを焼いて、崇利明と試食したり

 

ケーキを焼いて姐姐とお茶したり

崇利明と姉の語初を慕っているけれど、同盟会の周覚に思想的に傾倒していることで2人の反対にあい(朝廷派の艷勢番と革命思想は相容れないので)、板挟みになっている状態。
易新天という名前は、周覚に与えてもらった名前。この偽名で、同盟会に入ったばかりの四川通省大学堂一年生と身分を偽って同盟会と艷勢番のパイプ役となることで、崇利明から同盟会に出入りすることを許可された。
義兄の大傻を唯一の家族のように大切にしている。生き分かれていたが、青龍会の館で再会した。

全般、千璽はまだ少年ですね。芝居もフツー。少年なのに明るくハッチャけた役ではないのが千璽にハマってるといえばそうかも。今のところ髪型が気に入らない(個人的感想)。

 

愛新覚羅 語初(ユチュ)@胡冰卿(フー・ビンチン)

崇利明の幼馴染で婚約者&阿易の異母姉&艷勢番のメンバー。
清朝の皇室出身。武術に長けている。嫉妬深く、怒りっぽい。崇利明ラブなのだがうまく気持ちを表せない(ちゃんと両想いなのにムダに意固地)。
育て親の叔父に無理やり皇族との結婚を設定され、泣く泣くお嫁に行く道中で、愛しい崇利明が割って入り奪還。(映画『卒業』方式ですね。これ、ドラマ『唐磚』でも同じのがあった)

ふいに駕籠の行く手を遮られ、何事?と思い御簾を開けたら大好きな人が手を差し伸べてくれている…な~んて甘すぎてメロメロ。二人は元々、母親同士が結婚を決めていた許嫁でしたが、その公文書があったというオチ。
父(楊明)のことを、母と自分を捨てた冷酷な人間として憎んでいる。死んだと思っていた父が生きて目の前に現れたので復讐しようとしたが、父は記憶を失っており(しかもすごくイイ人に変貌しており)ショックを受ける。何も知らない弟の阿易が楊明と仲良くしているのを見て、阿易に「その人はずっと憎んでいた私たちの実の父だ」と告白すべきか苦悶している←今ここ。

 

瓦格納(ワグナー)@王瑞昌(ワン・ルイチャン)

艷勢番メンバー。理学、医学に強い。スマートな理系男子、って感じ。

羊肉館の娘・晴児(@王思懿)とラブ。晴児を看護学校に進ませるよう尽力する。

 

可顔辛(ケヤンシン)@劉源(リュウ・ユエン)

艷勢番メンバー。副長みたいな存在。いつも落ち着いていて、穏やかなまとめ役。…なんだけど、特に何も印象に残るような活躍をしていない気がする。あれ、もしかしてずっといるけどずっと空気みたいに気にしていなかったのかも。す、すまぬ(汗)。

 

司三(スーサン)@李俊濠(リー・ジュンハオ)

艷勢番メンバー。着てる服がいつもお洒落(可愛い系)。崇利明(ゴージャス系)とは別の種類のお洒落ぼっちゃま。カメラが趣味で、一流のフォトグラファーでもある。コミカルで子どもっぽいチームの弟分、といった立場。

 

瘋狗(フォンガオ)@王子騰(ワン・ジータン)

艷勢番メンバー。ジステンパー(狂犬病)と呼ばれている。血気盛んで喧嘩っぱやい武闘派。がさつである。

 

楊真(ヤン・ツェン)@呉俊余(ウー・ジュンユー)

元・艷勢番メンバー(早々と亡くなってしまったので先に挙げた7人の集合画像にはいません)馬賊にさらわれた阿易の母が、子ども恋しさに精神を病んでしまい慰めのために楊家の養子として連れてこられた孤児。母を過剰に愛し、母の身を守るために盾となり命を落としてしまう。この母と阿易と楊真を巡る愛憎は複雑。簡単にいうと、母は子を求め子は母を求めるが、現実の母と幻想の母では重みが違う。しかし現実の母は他人で幻想の母は血がつながっている…というこじれっぷりで大混乱、といったところ。

以上が艷勢番メンバーたち。
その他、注目する登場人物は、

 

周覚(ジョウ・ジュエ)@苑子文(ユエン・ズーウェン)

同盟会に所属する活動家。崇利明とは日本留学時代の友人。立場は違うが、互いに尊重しあっている。
阿易に孫文三民主義の思想を教え、革命思想に導いてゆく。

 

黎叔(リー・シュウ)(楊明)@胡亜捷(フー・ヤーチエ)

周覚の用心棒。阿易と語初の実の父だが記憶をなくしている。

 

メアリー@馬澤涵(マー・ゾーハン)

イギリス遠東会社の代表。社長令嬢。崇利明がイギリス留学時代に付き合ってた元カノ

 

芳児(ファンアル)@劉芸(リュウ・イー)&小柯(シャオクー)@李俊墨(リー・ジンモー)の姉弟

芳児は、かつての上林仙館の花魁で崇利明の馴染み(友人)。弟の小柯はギャンブル好きのダメンズ殺人罪で追われるところを崇利明が(芳児のために)逃がしてあげた経緯があるが、その恩も忘れ、青龍会当主となった現在、タチの悪いギャングと化し、崇利明と敵対している。

もう~~~今現在、この小柯が嫌で嫌でたまらんの。ホントに憎たらしい。
どうでもいいけど、メアリーが前田敦子に、芳児が大島優子に似ているんですよ。雰囲気が。ずーっとそれが気になってしまった。

配役等の細かいことはウィキペディア(日本版)に載っています。日本未公開なのに、なぜか大ヒットドラマレベルの詳しさで説明されていてビックリ。
どなたが編集なさったのか存じませんが素晴らしい情熱。これでいつ日本公開されても大丈夫です!(…が、無いだろうなぁ。もう全部Youtubeにあるもん今更でしょうね)

先に挙げたメインビジュアルでは千璽は軍服姿ですが29話時点ではまだその段階に達していません。
これまでの千璽のお姿変遷は、下記のとおり。


最初登場時の衣装はこれ。

流浪の孤児のはずなのに、とってもこざっぱりしてる。

こちらは艷勢番の制服。ほぼこの衣装がメイン。

艷勢番に入ってからの普段着は、華やかな刺繍や重ね着スタイルに。

羽織物の刺繡はどれもセンスが良くて素敵。

中国服の前を開いてコートのように羽織物にしています。腕から背中にかけて龍の模様の刺繍が施してある素敵な一品。

 

制服の上に羽織るショート丈のベストはチャコールの総刺繍。

 

制服の上にはシンプルな羽織物。ウールかな。

四川通省大学堂一年生のフリをするために着た初めてのスーツ(制服)。「大学生っぽくなってるね!」と周りには言われていたけど…絶妙にダサい。髪型、なんとかならんのだろうか。大学生には見えんぞ。

そうそう。イレギュラーで京劇のコスプレもありました。

艷勢番の勉強会で学んだ時の格好。こうすると男顔なんだなぁってあらためて感じますね。たおやかな女形には向いてないかも。ちょっだけ武骨な濃い目の顔はもともと私好みなのだわ(顔で好きになったわけじゃないけど←しつこくまだ言う)。
というわけで、ここからいかにしてあのような軍服姿になってゆくのか興味津々です。

なんだかとっちらかった人物紹介だけで終わってしまったけれど、まだ最後まで見ていないので物語についてはなんとも言えないのですよ。どう展開してゆくかわかんないので…。実は私が今の段階で思い込んでいることが、違っているという可能性を示すネタバレを目にしてしまい、動揺しています(汗)。ちょっと画像検索するだけでもあちこちにネタバレが転がってるので怖くて何も探れないのよぅ!最後まで見ないことにはおちおちネットサーフィンもできません。
とりあえず途中経過ってことでここまで。

◆撮影中に17歳のお誕生日をお祝いされてる阿易…もとい千璽。可愛いなぁ。

◆ごく最初の方の撮影シーンがあったので貼っておきます。ズータオがムードメーカーになってくれているんだなぁってのがよくわかる。千璽、楽しそうです!


www.youtube.com

 

後日、続きます。